古い日本家屋の立派なお宅。

石州瓦で重厚なイメージの屋根ですが、長い年月の間に傷みがでて雨漏りもするようになりました。

受け継いで住み続けるお客様は今回屋根の葺き替えをされることに。

 

 

棟の部分は赤土で固定しているのですが、雪解けの水が吸い込まれたり凍ったり・・・を

繰り返していくうちに、土がぼろぼろになっています。

 

ほかにも不具合がいろいろと出てきていますね。

 

 

下地を補修し、新しい瓦を施工します。

今回は淡路いぶし瓦を採用。

美しいいぶし銀の発色がすばらしく、またその美しさが長持ちすることが特徴の淡路いぶし瓦。

ほんとうにきれいな瓦です。

屋根に求められる一番の性能、それは安全かつ永い年月にわたって厳しい気候に耐え、美観を保ち続けることです。

最近の瓦は瓦が一枚一枚きちんとビスで固定されており、安全性が上がっています。

また、いぶし瓦は経年劣化にも非常に強く、長い年月メンテナンスが不要です。

初期費用はかかるかもしれませんが、長い目でみると確実にコストパフォーマンスに優れています。

 

そのうえいぶし瓦は断熱性も高いため、省エネ効果にすぐれています。

昔からある粘土瓦ですが、現代で重要視されている安全、省エネをかなえる優れた自然素材の材料です。

 

木楽の新築でもいぶし瓦をお勧めしています。

 

何度見ても美しいです。